英文法の勉強方法(英検や大学受験対策)

はじめに

前回は英単語の覚え方を紹介したので、今回は英文法の勉強方法を紹介します。一学生の経験則なので、参考程度にどうぞ。

前提

まず、英単語が全く分からない状態の人は英単語から覚えましょう。文法を勉強している最中に、わからない単語だらけでは学習効率が著しく下がります。
また、文法の勉強をぶっ飛ばして長文読解の練習ばかりする人もいますが、日本の試験は学生がある程度文法を勉強していることを前提として問題が作られてるので、文法の勉強をする時間は惜しむべきではありません。

心構え

まず、文法を勉強する際は少し気持ちを軽くしましょう。文法の問題集をすべて完璧に正解できるようになる必要はありません。8割くらいできるようになったらどんどん長文問題を解いていきましょう。そこでわからない文法が出てきたら調べて覚えればいい話です。
重要なのは、わからないときに文法の知識が足りなくてわからないと認識できるレベルで文法ができていることです。

英文法の勉強方法

私のおすすめの方法は、文法の参考書と問題集を使い分けることです。参考書とはいわゆる文法書と呼ばれる文法自体の説明中心で、たまに図とかが載ってたりする本で、問題集とは問題がたくさん載っている本のことです。

まず、文法の参考書で、勉強したい範囲(問題集でこれから解こうとしている範囲)を読みます。説明で登場する例文は、毎回よどみなく音読できるまで声に出して読みます。

次に、問題集を解きます。ここで大切なのは問題を解くとき悩みすぎないことです。わからないということは知識が足りないということなので、時間をかけてもわかるということはあまりありません。解いたら丸付けをして、わからなかった問題に関しては、解説を読んで、さっき読んだ参考書の該当部分を読み返して、さらに問題自体を音読します。この流れで文法を勉強していきます。

参考書、問題集

最後におすすめの文法の参考書と問題集を紹介しておきます。レベルが低すぎるものでなければ、学校で使っているもので構いません。逆に新しいものを買わないほういいまであります。

参考書
  • チャート式シリーズ EARTHRISE アースライズ総合英語(数研出版
    私が高校時代に使っていた参考書の後継版です。シンプルで読みやすさが魅力です。(何が言いたいかというと、学校で使ってる参考書で十分だよということ)
  • 総合英語 Evergreen(いいずな書店)
    ちょっと易しめ系の参考書。表紙がきれい。
問題集
  • Next Stage(桐原書店
    超有名な文法問題集。難易度と問題数がちょうどいい。これより薄いものは少し不安だし、これより分厚いものはオバーワークすぎるといった感じ。(まず学校の問題集を終わらせよう、それで十分だと感じたらそれ以上は買わないほうが良い)
まとめ

今回は英文法の勉強法を紹介しました。あまりにもシンプルすぎる勉強法でテンションが下がったかもしれませんが、勉強とは本来こういうものです。新しいことを知る、覚えること自体に楽しみを感じていけるのが理想的ですね。