英検1級一次試験突破記(勉強法も紹介)

はじめに

1月の下旬に2023年度第3回の実用英語技能検定1級の一次試験を受けて無事に(まぐれで)突破したので記録しておきます。一発で突破できました、やったね。
再来週二次試験です、ぴえん。

前提

私は海外に一度も行ったことがない、英語を始めたのは中学生からの日本人です。現在理系の大学1年生です。
私と似た境遇であれば、少しは参考になるかもしれません。
帰国子女の方や留学経験のある方は参考にならないかもです。

成績

大問別の得点(括弧内は目標得点)

Reading
1. 11 / 25 (15)
2. 4 / 6 (5)
3. 8 / 10 (9)
Listening
1. 5 / 10 (7)
2. 4 / 10 (7)
3. 4 / 5 (4)
4. 1 / 2 (1)
Writing
94% (70%)

分析

Readingでちょい崩壊、Listeningで大崩壊、Writingで神のご加護の結果、合格できました。

語彙は、私にとっては運ゲーなのでノーコメです。
長文読解は、過去問より少し下振れたので悔しいです。リスニングで崩壊する可能性があったので(実際崩壊しました)、稼ぎたいパートでした。
Listeningは、過去問で波が激しかったので崩壊することは予想していました。Readingは結構安定していたので、Listening次第で合否が決まるだろう、という感じでした。
Writingは、誰にも添削してもらったことがなかったので不安でしたが、一級レベルの語彙を使う、正しい文法、繰り返しを避ける、論理的な文章を書く、ということだけを意識して練習通り書きました。

勉強法

まず英検1級の雰囲気を感じるために、DAILY30日間 英検1級 集中ゼミ 6訂版 (旺文社英検書) という参考書をやりました。とてもわかりやすくておすすめです。(実力のある方は飛ばしてやらなくてよいです)

語彙
運ゲーだと言いつつも、単語帳はやっていました。
使った単語帳は、
【音声アプリ対応】英検1級 文で覚える単熟語 4訂版 (旺文社英検書)
です。文章と英単語を結びつけて覚えるタイプの単語帳です。
長所はリーディング対策になって内容も面白い所で、短所は語彙問題より単語レベルが低く単語数が物足りない部分です。

正直語彙問題だけ明らかに難しくてコスパ悪かったので、気休め程度の対策です。前述の単語帳はむしろ読解対策に役に立ちました。

長文読解
前述の参考書と単語帳で練習しつつ、過去問ではスピードを意識して練習しました。解き終わったらわからなかった単語にマーカーを引いて、単語帳代わりにしていました(おすすめです)。
練習するときに意識したことは、読んでいるときに常に頭の中で話の内容を整理することです。選択肢は消去法で選んでいくので違うものを確実に見極める能力だけを強化しました。

リスニング
とにかくたくさん聞いていました(この無鉄砲さが崩壊の原因かも)。過去問を解く際は、聞き取れなかった部分を何度も真似して音読してみると聞き取れるようになるかもという気持ちで勉強してました。
あと、集中力で大きく点数に差が出るので、毎日問題を解いて感覚を失わないことや、調子が悪いときにあえてリスニングをやったりしてました。

ライティング
大体15回くらい練習しました。自分のリーディング速度的に、ライティングには25分から30分くらいしか使うことができなかったので、25分間で毎回練習してました(本番は30分使えました)。

基本的には、一つのトピックに対して賛成か反対かを示して、理由を3つ付け加えるという形が一般的だと思います。理由が思いつかないという方は、具体例から考えてみるといいと思います。その具体例を一般化して理由にすれば、理由と根拠(具体例)がセットで作れるのでお勧めのやり方です。

対策のコツは、ひたすら練習することです。書くスピードも結構重要になってくるので、まずはライティングに慣れるということが重要です。

まとめ

今回は先月受けた英検1級一次試験に突破したので、その記録と感想をまとめました。再来週は二次試験なので、ひたすら練習して気合いで合格したいと思います。
これから英検を受ける皆さんの合格もお祈りしています。